それにともなって前日木崎湖にてロングライダースのちょっとしたファンイベントがあるらしい。
AACRはエントリー瞬殺だったけれど、これは木崎湖のイベント行ってからから白馬の木塵さんに泊まればいいのでは?
そんな旅行案を1月ごろからはぐれさんとしていて、ついに念願の5月末。
■5/21土
@ 7:00
寝坊した!!!
5時おきで9:30に松本着のあずさに乗るはずが、見事に7時起床。
完全にいつもの仕事と同じ時間に起きてしまった。
14時に木崎湖集合という予定で、松本から木崎湖までは40㎞くらい。
この時間から松本にいくと着12:00。
自走ではまず間に合わないだろうということでここは文明の利器に頼って、木崎湖手前の信濃大町まで輪行することに。
そして一方はぐれさんは前日21:30に家を出て自走で練馬から黙々と進んでいた。
そして、行く予定じゃなかったおくやすも飛び込みで走りだしているとかリプライが来ていた。しかもこちらも富士から自走らしい。
みんなちょっとやるきすぎません?総走行距離すごいことになるよ?
@13:00 信濃大町着
松本で大糸線にのりかえて1時間ほどで信濃大町へ。
ここから北へ8キロ程度で木崎湖。
駅前のアーケードは寂れているとおもいきや、結構おしゃれに改装されたお店があって活気あった。さすが黒部ダム最寄り駅。
そしてTwitterを見るとはぐれさんはもう木崎湖についているよう。
おくやすはまだ松本らしい。はええな二人とも。
このカレー、先週のよこすかカレーフェスティバルでも食べたけど、うまい。
チャーシューのほぐし肉が良い。
でも、やはりダムカレーはダムいかないとなんだか味気ないね。
そのうち行きたい黒部ダム。
@14:00 木崎湖キャンプ場着
ロングライダースファンミーティング開催中の木崎湖キャンプ場に。
完全に同人イベントみたいにっているけどキャンプ場です。
自転車イベント?????
ところどころ、AACR(アルプスあずみのセンチュリーライド)のルート補助看板も。
恥ずかしながら、昨年までAACRってキャノンデールの新しいバイクかなにかかと思ってました。
木崎湖温泉で休憩中だったはぐれさんと合流して、フリマをウロウロしながらおくやすの到着を待つ。
突飛なのもあるけれど、しっかり自転車道具のフリマもやってた
フィジークのサドルがたったの1000円だったけど、荷物になるしな―と悩んでたら先に買われてしまった。そして怒りの他のサドル衝動買い。2000円だけど1500円にまけてくれた。ありがてぇ
カーボンレールでいい感じのサドルだ。
サドルは兎に角相性次第なので、こういうフリマでいろいろな種類のを安く買い集めてお試ししたいね。
15:30くらいにおくやす到着。
いつになく疲労しているので話を聞くと膝を痛めてしんどいとか。
ちょっと休憩して回復してから走り出すことにする。
ここに来たからには桟橋にいかねばならない。
この秋葉みたいなオタク自販機、一般のお客さんは受け入れてくれてるのだろうか。
@16:00 小熊山へ
木崎湖西の小熊山へ登って、よくみるアングルの写真を撮りたい!という俺(今日まだ8kmしか走ってない)
それについてくるおくやす(今日220km)とはぐれさん(今日270㎞)、すごすぎる。
登りはじめてそうそうに、山頂まで3.5kmという案内があったので大したことないね!とか思ってたのに、なのに、登っても登っても景色が開けず、ところどころ厳しい斜度の坂になるいやらしい道が続く。
サイコンは明らかに登り始めから4㎞以上走っている…この山、妙だな…
結局6キロ、700mくらい登らされてよく見るアングルの見晴らしの良い広場に到着。
ひどい詐欺山だったけど、景色のご褒美は文句なし。
なんだかんだヤビツくらい登らされるのか、この山。
疲労困憊のあまり風になりそうなおくやす。
まるで透明になったみたい・・・
はぐれさんも、「今年は去年みたいに松本まで自走の後に乗鞍の登りいかなくていいんだ!」といってた矢先にこの登りで申し訳ない!
でも、250km以上走ってきてこの山休み無しで登り切れるのすげぇよほんと。
登り切った途端に、逆側からぞろぞろとさっき木崎湖のキャンプ場にいた人たちが登ってきてオタクサミット状態に。
それにしても自分たちと同じ方向から登ってきてるひと全くいなかったなぁ
どうせ白馬行くんだからこっちでいいんだけどさ。
白馬村入って1kmも走らないうちに右折でペンション・民宿の連なる地帯へ入るとすぐに木塵さんに到着。
@17:30 木塵さんへ到着
ついに念願の木塵さんへ。
バーチャロンプレイヤー間では何かと話題のお宿。
いつもワンフェスでは一方的に作品見させてもらってたけど、オーナーのかっしーさんにちゃんとご挨拶するのは今回が初めてだった。
木塵さんのバックグランド的な話は長くなるので、ご存じない方は長野県神城断層地震とか調べてみて。
※参考:ワンフェスではこういうの出されてます
とりあえずお風呂、と行きたかったけどまだお湯はり中とのことだったので着替えて室内をウロウロ
2階の窓際。
窓から白馬岳(たぶん)が見えて、とても良い眺め。
まんなかに通ってるのは柱じゃなくて暖炉の煙突で、冬場も暖かそう。
うろうろしている間にかっしーさんがバーチャロン環境のセットアップをしている。
聞き飽きたフォースのテー―wwwテッテッテテーーーwwwのあの音楽が吹き抜けを通って二階にも響き渡る。
システムリンクのセットアップが完了したのでとりあえずご飯までフォース。
かっしーさんのお子さんのいより君のライデンE2のレーザーに吸い込まれまくって俺のテムFが爆散しまくる!
おくやすはこの間、疲労のあまり仮眠してた。
日も暮れてきたところでご飯!
自転車部の記載いただきましたーーー!
そして配膳とドリンクの用意が揃っていただきます。
お酒は余市蒸留所製のブランデーを。
どれも美味しかったけど、岩魚の燻製が人的にMVP。自家製で2日くらいスモークしてるとか。
三人でジャーを一瞬で空にしました。
そしてゴールデンカムイにインスパイアされてつくったプクサキナ(ニリンソウ)の豚ロース煮込みもよかった。
「ゴールデンカムイ読んでてニリンソウって食えるのかよってなって、丁度ウチの山にいっぱい生えてるから作ってみました。」
「これ、味付けは塩と胡椒だけなんだけど、なんとなく味が深まった気がするんですよね。」
というかっしーさん。
え~~~ほんとに~~~と杉元顔で一口たべると
そりゃアシリパさんもこんな顔するわ。という味の深み。
これはすごい。
その他、天ぷらもアスパラ以外は白馬産の山草で非常においしく、うまいうまいと、次々に語彙を喪失しながら完食。
いやー、春の白馬は山草も魚もうまくてあなどれない。
天候的にも自転車に優しいし堪らない。
風呂あがりにちょっとおくやすとオラタンやるも、疲労のあまり指がつってトリガーが引けないという状態になって切り上げ。
お風呂あがりになんか肴とお酒を一品ずついきたいなーと、悩んでいたらおつまみメニューに輝くいのししの文字。ゴールデンカムイ話でジビエ食べたい気分になっていたので迷わず頼む。
飲み物は知多のハイボール。
いやー、普段自転車で旅行とかしても一人なことが多いからあんまり機会もないけど、こうやって夜にあーだーこーだいいながらお酒飲んでワイワイできるの最高ですね。
洗濯物を干したところで22:00。
前日、早朝から走ってた二人はもう眠いということで就寝。
ただの酔っ払いの俺も眠いのでそのまま眠ることに。
リザルト:信濃町~白馬 35㎞
→2日目:白馬→富山編に続く